映画大好きポンポさん
サマリ
総評
95点
よかったところ
- ポンポさんかわいい
- キャラが男も女も老いも若きもみんなかわいい
- テンポがいい
- 音楽がアツい
- ストーリーはわかりやすくアツい
- ポンポさんがかわいい
- ポンポさんがかわいい
- ポンポさんがかわいい
いまいちだったところ
- ナタリーの声が馴染むまで時間かかった
- アランが頑張るシーン
あらすじ
敏腕映画プロデューサー・ポンポさんのもとで製作アシスタントをしているジーン。映画に心を奪われた彼は、観た映画をすべて記憶している映画通だ。映画を撮ることにも憧れていたが、自分には無理だと卑屈になる毎日。だが、ポンポさんに15秒CMの制作を任され、映画づくりに没頭する楽しさを知るのだった。 ある日、ジーンはポンポさんから次に制作する映画『MEISTER』の脚本を渡される。伝説の俳優の復帰作にして、頭がしびれるほど興奮する内容。大ヒットを確信するが……なんと、監督に指名されたのはCMが評価されたジーンだった! ポンポさんの目利きにかなった新人女優をヒロインに迎え、波瀾万丈の撮影が始まろうとしていた
感想
以下ネタバレアリ
特によかったのはそれぞれのキャラクターの関係
ストーリーとしては新人監督のジーンが映画一本完成させるまでの物語がベース。
ジーンとプロデューサーのポンポさんの関係が素晴らしくジーンのポンポさんへの憧憬とポンポさんからジーンへの期待のバランスがよく、ラブストーリーにありがちな惚れたはれたはなく、お互いの信頼関係による愛情を強く感じられてとても気持ちよかった
また、監督として新人のジーンと同じく新人女優のナタリーやベテラン俳優のマーティンとの関係も素晴らしくみなでがんばっていく作品を作るシーンではずっとどんなものができるのだろうとワクワクさせられた
一方で足を引っ張るような嫌味なキャラはおらず、どのキャラもいい仕事をしようというプロの意識が感じられたのが何よりしっくりきて楽しめたのだと思う
ストーリーの展開はわかりやすい
最初はジーン・ナタリーの出会いのシーンがそれぞれの時系列でどのように動いていたのかが表現される。
なんと言ったらいいかよくわからないが見せ方が非常に楽しい(語彙力
その後撮影のシーンが挟まり、アランの紹介から、ジーンがどうしても譲れないことでがんばるシーンと続くわけだが、それぞれのシーンでスポットがわかりやすく(もちろん他のキャラをないがしろにするというわけではない)これを見せたいんだという強いメッセージを感じつつストーリーに引き込まれる
ただそうなると見逃しがありそうだからもう一度見たくなってしまう罠に今かかっている
ナタリーの声にはハテナ
新人女優として参加したナタリー。最初はジーンとすれ違うなど動きの一つ一つがかわいらしくどんな子なんだろう?とものすごく期待してたんだが、しゃべってみてどうにもしっくりこなくてびっくり。
新人女優だから同じく新人のあまりうまくない子を抜擢したのだとおもうけどどうも最後までこれだ!という感じは得られなかった
ある程度慣れたけどね
アランががんばるシーンはアツかった
アツかったんだけど自分の部下がやったらと思うと素直に絶賛はできなかったw
あくまでファンタジーとみて面白くはあったんだけどね。
ただ終わってから冷静に考えてみるとアランの上司は頭取に話通してたっていうのがあり、見てた時は声かけてたくらいと思ったけど、よく考えたらちゃんと説明してじゃあもう劇場型ってことにしちゃおうって話をつけてプロレスだったんだろうなぁと思うとしっくりきた。
役員はもしかしたら聞いてなかったのかもしれないけど、頭取が出てきた時点でいろいろ察して乗っかっていくのはそのポジションまで来てる人なら妥当な反応だなと思った。
でもやっぱりアランの策自体は非常に怖く、上司が有能だったなぁってことでちょっと違和感になってしまったw
違和感で現実に戻されてしまっただけでつまらなかったってわけじゃないです
音楽は最高!
挿入される歌のタイミングも各BGMもどれもすばらしくすっと身体にはいってくるようだった
CMでも聞いてた歌がきたシーンもとてもよく、これはサントラや挿入歌など買わねばという気持ちになりました
そういえばVの人々が歌ってるみたいですね。最近のVは歌がうまいなぁ
まとめ
結局キャラがいい映画は最高!っていう趣味にぴったり合う作品でした
なんというか見てる間から見終わった後まで幸せな気持ちがずっと続くような映画でありつつ、もっと何度でも見たい気持ちにさせられる素晴らしい映画でした